MacOSでWnn風日本語入力を実現する設定

6月にMacBook Airを買いました。自分で持つ、初めてのMacOS機です。Windows機は毎回購入するたびに、日本語入力のキー設定をWnn風(Cannaも同様)にしていたのですが、MacOSでは同様の記事が見つけられなかったので紹介します。

ATOKを購入して設定を変更

Windowsの場合は、標準搭載されているMS IMEで、ほぼ自由にキー設定が変更できます。しかし、MacOSに標準搭載されていることえりでは、どうも無理らしい。そこで、ATOKを使うことにしました。
ATOKで、下記のように設定すると、おおむねWnn風(Canna風)に、文節操作などの操作ができるようになります。

キー 文字未入力 入力中 変換中 次候補表示中 文節区切直し中 全候補表示中 半角入力
Enter - 全文確定 全文確定 部分確定 全文確定 全候補選択確定 -
C-B - - 文節前移動 変換/前候補* - - -
C-F - - 文節後移動 変換/次候補* - - -
C-G - 全文字削除* 全変換取消 全変換取消 全文字削除 - -
C-I - - 文節区切り収縮 文節区切り収縮 文節区切り収縮 - -
C-O - - 文節区切り伸張 文節区切り伸張 文節区切り伸張 - -
C-N - 順次カタカナ後変換 - 次候補群表示 - - -
C-P - - - 前候補群表示 - - -
C-A - 挿入ポイント先頭移動 文節先頭移動 文節先頭移動 - - -
C-E - 挿入ポイント末尾移動 文節最終移動 文節最終移動 - - -

1つの機能にキーを4つまでしか割り当てられないという制限があるようで、「全文字削除」など、他のキーを外してからでないと設定できない機能があります。

英語キーボードなのでKeyRemap4MacBookも導入

自分は20年来英語配列キーボードしか使っていないので、今回も英語キーボードにしました。ただ、これだとMacOSでは「英数」「かな」のキーが使えず、入力文字種切替が面倒です。しばらく我慢して、Command + SPACEでトグルして使っていたのですが、結局、定番らしいKeyRemap4MacBookを導入しました。設定方法を紹介したページは他にいくらでもあるので割愛します。